真如堂

市民の散歩道

比叡山延暦寺を本山とする天台宗の寺院。正式には真正極楽寺といい、真如堂とは、もともとは本堂の呼び名である。境内は一般開放されており、お参りや散策の人が往来する。晩秋の紅葉が特に美しい。

真如堂の紅葉

真如堂について

撮影後記

 十年くらい前のJR東海秋ポスターに書かれていたフレーズ。 「正真正銘のゴクラク」は、町角を曲がるとあったりするんです。 真如堂は、一般に開放されていて、観光寺院らしくなく本来あるべき姿のとこがいいです。
 また桜も比較的多くあり、定番の哲学の道だけじゃ満足できないという方は、途中で横道に反れてみてはいかがでしょうか。 坂を少々登らなくてはいけませんが、ここならゆっくりお花見ができます。
 なお、お車の方は、真如堂近隣には駐車場がなく道も狭く住民の迷惑になりますので車で向かうのはNG。 岡崎の地下駐車場か、自分は黒谷のコインパーキングをよく利用します。

歴史・概要

正式には鈴聲山真正極楽寺といい、比叡山延暦寺を本山とする天台宗の寺院である。 真正極楽寺とは、「極楽寺という寺は多いけれど、こここそが正真正銘の極楽の寺である」という意。 真如堂とは、もともとは本堂の呼び名である。 本尊は阿弥陀如来。 開基は984年、比叡山の戒算による。 不断念仏の道場として念仏行者や庶民、特に女性の信仰を得てきた。 しかし、応仁の乱の戦火で堂塔は消失する。 本尊は比叡山の黒谷、滋賀県穴太に避難を余儀なくされる。 その後も足利義輝邸であった室町勘解由小路、一条西洞院を転々とした後、旧地にもどり再建された。 その後、秀吉により京極今出川下るに移転するが類焼し、1693年、東山天皇の勅により、再び旧地にもどり再建された。 今でも、寺町今出川下るには「真如堂突抜町」「真如堂前町」、一条西洞院には「元真如堂町」、烏丸二条に「真如堂町」として名残をとどめている。

住所: 京都府 京都市左京区浄土寺真如町82

更新履歴

2010年8月15日
初版をアップロードしました。
2010年10月7日
ギャラリーに作品を3点追加しました。
2011年5月29日
ギャラリーに作品を5点追加しました。
2013年2月15日
ギャラリーに作品を1点追加しました。
2013年12月31日
携帯電話・スマートフォン専用壁紙を休止しました。
2014年1月1日
一部の無料壁紙を会員限定の閲覧に制限しました。
2014年3月23日
登録カテゴリを洛東から移動しました。

真如堂紀行のコメント

コメントを書く

お名前 ※
ホームページ
コメント本文 ※
認証キー ※ (半角)
Captcha Code

フェイスブックを開始しました。上のタブからどうぞ。

おすすめギャラリー

鎌倉

鎌倉紀行

作品追加中
さくら

さくら紀行

作品追加中
美瑛・富良野