さくら紀行
全国の一本桜、名桜、お花見名所への巡礼記憶
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さくら紀行
全国の一本桜、名桜、お花見名所への巡礼記憶
幹周6.4メートル、樹高20メートルにも達する飯田市で最も大きなサクラが、飯田市美術博物館の庭園に自立している。 この場所は飯田城(長姫城)の二の丸跡で、大正10年から昭和57年まで飯田長姫高校があり、「長姫のエドヒガン」と命名されている。 通称「安富桜」と呼称されるのは、この地が飯田藩代々の家老を務めた安富氏の邸址であったためで、初代藩主として堀親昌が入部した寛文12年(1672年)に植栽されたものと推定される。 樹幹と根張りが雄々しく均整の取れた樹形は、堂々たる古木の風格がある県下のエドヒガンザクラの名木であり、長野県の天然記念物に指定されている。
以前からその存在は知っていて、是非見てみたいと思っていた名桜です。 改めて見ると、筆舌に尽くしがたいという言葉がぴったり。 エドヒガン系では、岐阜の淡墨桜、岡山の醍醐桜などの超人気名桜がありますが、個人的にはこちらの安富桜の方が感動しました。 なにせ樹幹や大枝などに腐朽など無く、且つ支え棒を介していない自立した巨樹であるから。 サクラ好きの方は、是非とも訪れるべき一本です。
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