安富桜

県天然記念物「長姫のエドヒガン」

長野県指定天然記念物で飯田市最大のエドヒガンが、市美術博物館に自立している。ここは飯田城(長姫城)跡で、初代藩主堀親昌が入部した寛文12年(1672年)に植栽されたと推定される。飯田藩家老安富氏の邸址であったため、通称「安富桜」と呼ばれている。

安富桜

安富桜について

基本情報

呼称
長姫のエドヒガン(おさひめのえどひがん)
別称
安富桜
樹種
江戸彼岸桜
樹齢
推定450年以上 - 現地解説板。
推定300年以上 - 平成3年 環境庁調査報告書。
樹形
幹周6.4m、樹高20m - 現地解説板。
幹周4.5m、樹高20m、枝張20m - 平成3年 環境庁調査報告書。
指定
長野県指定天然記念物 - 昭和42年 長野県指定。
見頃
例年4月上旬頃
夜桜
ライトアップあり
駐車場
無料駐車場あり
所在地
長野県飯田市追手町2丁目655-7(標高480m)
開花状況
飯田市さくらさく 飯田市美術博物館

概要

幹周6.4メートル、樹高20メートルにも達する飯田市で最も大きなサクラが、飯田市美術博物館の庭園に自立している。 この場所は飯田城(長姫城)の二の丸跡で、大正10年から昭和57年まで飯田長姫高校があり、「長姫のエドヒガン」と命名されている。 通称「安富桜」と呼称されるのは、この地が飯田藩代々の家老を務めた安富氏の邸址であったためで、初代藩主として堀親昌が入部した寛文12年(1672年)に植栽されたものと推定される。 樹幹と根張りが雄々しく均整の取れた樹形は、堂々たる古木の風格がある県下のエドヒガンザクラの名木であり、長野県の天然記念物に指定されている。

撮影後記

 以前からその存在は知っていて、是非見てみたいと思っていた名桜です。 改めて見ると、筆舌に尽くしがたいという言葉がぴったり。 エドヒガン系では、岐阜の淡墨桜、岡山の醍醐桜などの超人気名桜がありますが、個人的にはこちらの安富桜の方が感動しました。 なにせ樹幹や大枝などに腐朽など無く、且つ支え棒を介していない自立した巨樹であるから。 サクラ好きの方は、是非とも訪れるべき一本です。

更新履歴

2019年3月14日
初版をアップロードしました。

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