京都 四季の古都紀行
Kyoto: Ancient Capital for Thousand Years
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京都 四季の古都紀行
Kyoto: Ancient Capital for Thousand Years
八瀬の産土神。 若き菅原道真が自己研鑽のため、比叡山に登るたびに休息していた場所で、道真の没後、比叡山の阿闍梨尊意(そんい)が、勧請して創建したと伝わる。 南北朝時代、八瀬村の民たちは、後醍醐天皇を足利尊氏の軍勢から逃れるため比叡山に登るのを守護したといわれ、その功績により、八瀬村では代々地租免除の倫旨を与えられた。 江戸時代になると八瀬村と比叡山との境界争いが起こり、地租免除の恩典を奪われるが、老中 秋元喬知の働きかけにより、村人の権利を再び守る裁定を下された。 以来、恩恵を受けた秋元喬知を祀る秋元社の例祭で「八瀬赦免地踊」が奉納される。 これは、女装した男たちが紙で作った切子燈籠を被り踊り明かし、市の無形民俗文化財に指定されている。
八瀬の氏神さまです。
市街から大原に向かう途中にサークルKがありますが、その少し手前の山麓の木立に隠れるように社殿が鎮座しています。
この辺りは八瀬秋元町というようです。
江戸時代、八瀬村と延暦寺との境界争いが起こったときに、禁裏御料として村人の権利を守る裁定を下してくれた幕府老中の秋元喬知に由来しているのでしょう。
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