京都 四季の古都紀行
Kyoto: Ancient Capital for Thousand Years
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京都 四季の古都紀行
Kyoto: Ancient Capital for Thousand Years
臨済宗単立寺院で、通称「苔寺」として世界に知れ渡る日本美を代表する名刹で、世界遺産に登録されている。 奈良時代に行基が開創し、1339年に夢窓疎石を招請し禅寺として中興した。 国の特別名勝・史跡の西芳寺庭園は、上段の枯山水石組の庭園と、下段の池泉回遊式庭園の上下2段から構成され、夢窓国師が作庭した当時の姿が上段庭園に面影が残る。 下段庭園は、黄金池を中心に一面を120余種の緑苔で覆い尽くされている。 江戸末期に荒廃した庭園が苔で覆われるようになったといわれる。
誰でも名前だけは聞いたことはあろうと思われる苔寺。
以前は一般拝観が可能な観光寺院でしたが、昭和52年からは一般拝観が中止され、往復はがきによる事前申し込み制となっています。
マナーの悪い方たちによって苔が踏み荒らされ、苔の保護のためということですが、この周辺の生活道路が狭いので、近隣住民への配慮のようです。
冥加料なる3,000円を志納し、本堂に上がると、本日の拝観者たちが大勢います。
ここで祈祷をうけ、般若心経を写経し終わると、ようやく待ちに待った庭園へ足を踏み入れることが許されます。
般若心経はゆっくり落ち着いて写経するのがポイント。
ツアー客が大多数を占めているようで、団体の方たちが一通り見終わると、庭園はホントに静かになり、至福のひと時を過ごせます。
祈祷料・写経料込でも料金設定は割高感がありますが、写真を撮る自分にとっては、落ち着いて撮影できるので、ありがたいシステムです。
私は紅葉のピークの時期を選びましたが、緑苔が最も美しいのは6月頃なので、新緑の頃から梅雨時に拝観するのがいいかもしれません。
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