さくら紀行
全国の一本桜、名桜、お花見名所への巡礼記憶
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さくら紀行
全国の一本桜、名桜、お花見名所への巡礼記憶
下伊那郡大鹿村大河原に、推定樹齢100年以上のエドヒガンザクラが自立している。 その根元に古びた石造記念碑が建っている。 文化十一年(1814年)民間有志による出資で、島川と呼ばれていた小渋川に川除(堤防)工事を行い、百五十間(約270m)の木造堤防を築いた。 この石碑は、河川工事を始めた人々の功績を称えて、木堤の跡地に建立されたものである。
南アルプス赤石岳を懐に、滾々と雪解け水が流れてくる小渋川。 その小渋川が青木川との合流地点に拓けた大河原集落の秋葉街道沿いに、ここで紹介している一本桜は立っています。 ソメイヨシノとは異にしてエドヒガンの古木には、何かしらの由緒や先人の心意などが背後にあるものです。 この一本桜も然り。
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