さくら紀行
全国の一本桜、名桜、お花見名所への巡礼記憶
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さくら紀行
全国の一本桜、名桜、お花見名所への巡礼記憶
諏訪郡下諏訪町武居に立っているエドヒガンザクラ。 樹齢は凡そ300年と推定される古木で、町の天然記念物に指定されている。 武居村の人たちは、この桜が咲きだすと苗間(苗代)づくりにとりかかったので、「苗間桜」といわれている。 近年は老木のために樹勢が衰え、平成6年から樹木医の指導の下に朽腐が進行した樹幹を削り、ウレタンを塗る処置を施した。 その後も毎年、武居区民が根元に肥料を与え、下草を刈り大切に保護している。
諏訪大社下社秋宮から山手に数百メートル進んだ路傍に立ち、どの位置から狙っても障害物が入り込む名桜です。
このサクラは撮るものではなく見るものでしょう。
2004年掲載の信濃毎日新聞によれば、区内の向陽台公園に植えた2代目が、今年にはじめて開花したそうです。
町内で桜の植樹と保存に取り組んだ故人が、実生で育てたもの。
現在はさらに大きく成長していることでしょう。
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