さくら紀行
全国の一本桜、名桜、お花見名所への巡礼記憶
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さくら紀行
全国の一本桜、名桜、お花見名所への巡礼記憶
岡谷市の今井区民センターに隣接した聖観世音菩薩堂前に一本のシダレザクラが自立している。 昭和九年に今井浩一郎氏が父の直躬氏と共に自庭から若木の桜を移植したものである。 当時、観音堂再建の機運があり浩一郎氏の祖母綾野女史が、熱心な聖観世音菩薩信者であったことから此処に寄進された。
移植した当時は幹径が15センチ、樹高が3メートルほどの若木だったとのこと。 今では大木に成長し、上部の枝折れが目立ちますが、美しく咲いていました。 「昔この桜の周りにはコムラサキの蝶が飛んで来たがそれも今は無く、こゝに観音堂の桜と名を馳せる枝垂桜の由来を留めるものである。」という解説板の最後のくだりが哀愁を誘います。
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