さくら紀行
全国の一本桜、名桜、お花見名所への巡礼記憶
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さくら紀行
全国の一本桜、名桜、お花見名所への巡礼記憶
長野県の史跡に指定されている上水内郡小川村筏ヶ峰(いかだがみね)の戸隠神社信仰遺跡中院跡に一本のエドヒガンザクラが自立している。 戸隠神社の祭神から「日の御子桜」と命名され、村の天然記念物に指定されている。 武田信玄と上杉謙信が覇権を争った川中島合戦の際、武田方であった戸隠山の衆徒は、戸隠神社の荘園であった小川村の筏ヶ峰に、宝光院、中院、奥院の三院を建て兵火を逃れて上杉氏が米沢へ移るまでの30年間移住した。 深い山中の山林のなかに樹高20メートルに達する大樹が聳え、かつての修験道の霊地であったことを今に伝えているかのようである。
戸隠神社火之御子社(日之御子社)の女祭神である天鈿女命(あめのうずめのみこと)からネーミングされているのでしょうか。 正確な所在地が不明で、付近に人影も無く見つけ出すまでに2時間くらい要しました。 そこから樹幹に光があたるまで2時間くらい待ったので、この一本に半日をかけたものです。 ただ、御覧のように花数が極めて少なく、半日をかけて撮影した割には良い写真が撮れませんでした。 このサクラは背景が暗い曇天の日の方が適しているかもしれません。
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