さくら紀行
全国の一本桜、名桜、お花見名所への巡礼記憶
PHOTOGRAPH.PRO
スマホでも閲覧できるようになりました
さくら紀行
全国の一本桜、名桜、お花見名所への巡礼記憶
長野市芋井地域の泉平集落に鎮座する素桜神社御神木のエドヒガンザクラで、国の天然記念物に指定されている名桜である。 根周り10メートル以上を誇り、推定樹齢1200年は県下第一の古桜とされる。 神代のいにしえ、素戔嗚尊(スサノオ)が、真夏の日にこの地で休息され、日陰を作ろうと、手に持っていた桜の杖を小さな泉に挿し、周りの蔦を絡みつかせた。 蔦から水を得た桜はぐんぐん大きくなり、今の姿となったと伝わる。 近年、樹勢が衰えていたが、平成4年に樹勢回復治療が完了して以前のように蘇った。
芋井小学校のサイトに神代桜保存会による桜縁起が二つ書かれていたので、そのひとつを略記します。
日本がまだ神代の頃、神様が各国に1本ずつ桜を与えました。
神様は、これを育てるよう命じたのですが、他国の桜が枯れるなか、この芋井の桜だけが生き残ったので、「神様からいただいた一番はじめの桜」ということから「素桜(もとはな)の神代桜」というそうです。
なお、ウィキペディアをはじめ、ほとんどのサイトで「エドヒガンで国の天然記念物に指定されている唯一とか2件のみ」というのは間違いかと思います。
私が知る限り、方指を折って数えるのでは足りないほど指定されていますので。
今度は、青空でも撮ってみたいものです。
フェイスブックを開始しました。上のタブからどうぞ。