高橋のしだれザクラ

百年後の孫の為に

長野市鬼無里の高橋公民館に立つシダレザクラで、樹下に無数の石仏群が並ぶ。樹齢300年前後の古木で、市の天然記念物である。一時は倒木の危機に晒されたが、地域住民が資金を集って、百年後の子孫のために残された。

高橋のしだれザクラ

高橋のしだれザクラについて

基本情報

名称
高橋のしだれザクラ(たかはしのしだれざくら)
樹種
江戸彼岸の枝垂桜
樹齢
推定200年 - 市文化財データベース
推定200年~299年 - 平成3年 環境庁調査報告書。
推定400年 - 市文化財データベース
樹形
幹周3.5m、樹高10m、枝張8m - 市文化財データベース
幹周3.5m、樹高13m、枝張15m - 平成3年 環境庁調査報告書。
指定
市天然記念物 - 昭和54年 旧鬼無里村指定。
見頃
例年4月下旬頃
夜桜
ライトアップあり
駐車場
専用駐車場なし
所在地
長野市鬼無里高橋 高橋公民館(標高730m)
開花状況
最新の開花情報は各自治体へ問い合わせください。
開花状況
おでやれ鬼無里

概要

長野市鬼無里の高橋公民館に立っているシダレザクラで、無数の石仏群が丘の斜面に並び立っている。 樹齢は200年から400年と推定される古木で、市の天然記念物に指定されている。 平成11年6月の強風で、大枝が折れ、樹幹の空洞化が進行していたことがわかった。 住民会議で「倒木の危険なうえ、維持管理が大変なので切り倒そう」との意見もあがったが、地域のシンボルとして百年後の子孫のために残すことに決め、地元の21戸が約10万円ずつを出し合って樹勢回復治療をした。 今では、その甲斐あって見事なまでに枝張りが回復している。

撮影後記

 八十二文化財団のページに欠損直後の写真が掲載されていました。 公民館に向かって左側の大枝がすべて折損しており、極めて重症です。 しかしわずか数年で、ここまで樹冠を取り戻すとは、恐れ入りました。 折れた枝は、屋号を書き入れて各戸の表札にしたとのこと。 「高橋公民館」や「高橋のしだれ桜と石佛群」と書かれて掲げられているのも、その名残なのでしょうかね。

更新履歴

2013年9月2日
初版をアップロードしました。
2013年12月31日
携帯電話・スマートフォン専用壁紙を休止しました。
2014年1月1日
一部の無料壁紙を会員限定の閲覧に制限しました。

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