さくら紀行
全国の一本桜、名桜、お花見名所への巡礼記憶
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さくら紀行
全国の一本桜、名桜、お花見名所への巡礼記憶
飯田市仲ノ町にある弘法堂に、「むかし誰がうゑそめてかく いと桜いとなかく世に たえぬかほりそ」と詠んだ歌碑がある。 飯田藩主10代堀親宝(ちかしげ)室であった成子(しげこ)が、堀氏祈願所の月山寺普門院にあったシダレザクラを詠じたものである。 明治の神仏分離令で普門院は解体され、明治41年8月の暴風雨で大木になったサクラは倒壊した。 その実生から二代目が育ち、現在の歌碑の傍らにあるイトザクラは三代目である。
黄梅院の紅しだれ桜がある江戸町と馬場町の間にある仲ノ町に、普門院跡と呼ばれる場所があります。 現在は住居や駐車場等になっていて、昭和4年に信奉者によって邸内の一角に建立された弘法堂と、道路を挟んで普門院の鎮守であった普門院天満宮が残っています。 いとざくらはまだ比較的若く、さらに隣には4代目?のか細いシダレザクラも咲いていました。
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