さくら紀行
全国の一本桜、名桜、お花見名所への巡礼記憶
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さくら紀行
全国の一本桜、名桜、お花見名所への巡礼記憶
上田市丸子地域の宝蔵寺境内の岩谷堂観音に上がる急勾配の参道脇に、「義仲桜」と称される幹周り4.6メートルにも及ぶエドヒガンの巨木が聳え立っている。 依田城館に逗留した木曾義仲が、当寺に戦勝祈願に訪れ、山門前のサクラの幼木に馬をつないだという。 その幼木は幾百年の風雪に耐えながら巨木となるも、未だ樹勢衰えず毎年美しい花を咲かせ、往時を偲ばせながら参拝者の目を楽しませている。 義仲は参道脇を馬足で駆け上がったことから「馬大門」と称される。 毎年開花期間には、木曽義仲の伝承を守る地元有志の木曽義仲信州丸子会によって、義仲桜をはじめ山内の200本近いソメイヨシノをライトアップしている。 浄土宗宝蔵寺は、承和元年(834年)、慈覚大師円仁の開創と伝える古刹で、朱塗りの観音堂は、安政六年(1778年)に建立された。 信濃三十三観音霊場、中部四十九薬師霊場となっている。
お目当ての義仲桜は、枝垂れの特徴を若干帯びたエドヒガンシダレっぽい樹でした。 以外に撮影ポジションが見つけ辛く、境内至る所から狙ってみましたが、他のソメイヨシノなどに埋もれてしまいます。 駐車場から見る光景も壮観でしたが、電線が横切って処理ができません。 結構な日時をかけて撮影した割には、成果が伴わなかったものです。
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