葛窪しだれ桜

南アルプスを望む

樹齢200年以上のシダレザクラで、残雪の南アルプスを見渡せる高台の墓地に立つ。 江戸時代には、「中道(なかみち)」と呼ばれる街道が通っていて、「中道口留番所」を設けていた交通の要所である。

葛窪しだれ桜

葛窪しだれ桜について

撮影後記

 上部が折損していますが、富士見町の古しだれのなかで最もフォトジェニックな桜だと思います。 字面通り葛窪(くずくぼ)と読みます。 風雪を防ぐものもないため、幾星霜を経てきた力強い樹幹が印象的です。
 今回は、残念ながら甲斐駒などの雪山に光が射しこまず、満足な写真は撮れませんでした。 ギャラリー最後の早朝の写真は例外ですが、順光になってしまいます。 やはりこの桜は、夕方が最も美しい顔を見せてくれます。

概要・歴史

樹高7メートル、幹周3.1メートル、樹齢200年以上の枝垂れ桜で、富士見町の天然記念物に指定されている。 残雪の南アルプスを見渡せる高台の墓地に立つ。 江戸時代には、長坂町から葛窪・乙事を経て瀬沢新田までの「中道(なかみち)」と呼ばれる街道が通っていて、この付近に「中道口留番所」があった。 口留番所とは、他領に通じる要所に番所を設け、穀物の改めをするところである。 見頃は、例年4月下旬頃。

所在地: 長野県 諏訪郡富士見町葛窪

更新履歴

2011年6月19日
初版をアップロードしました。
2013年12月31日
携帯電話・スマートフォン専用壁紙を休止しました。
2014年1月1日
一部の無料壁紙を会員限定の閲覧に制限しました。

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