さくら紀行
全国の一本桜、名桜、お花見名所への巡礼記憶
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さくら紀行
全国の一本桜、名桜、お花見名所への巡礼記憶
上水内郡小川村上野の狭い路地に一本のサクラの老木が立っている。 明和5年(1768年)成就から上野にかけて大地滑りが起こった。 その際に成就地籍にあった桜が二つに裂け、半分を成就に残し、残り半分が流されて上野に根付いたという伝承があることから「お流れ桜」と呼ばれている。 比較的珍しいヤマザクラ系のエドヒガンザクラの古木で、その由来と共に村の天然記念物に指定された。
住宅が建っている狭い路地に立っているので、窮屈な構図になってしまう名桜です。 地滑りで山から流れてきて根付いた名桜は、他に新潟県上越市の「所山田の大桜」もそうでしたね。 サクラの呼称ひとつとっても、そこに過去を知る手掛かりが隠されていて興味深いものです。
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