定勝寺枝垂れ桜

木曾の小京都

中山道須原宿にある木曽三大寺のひとつ定勝寺は、多数のシダレザクラが植えられ、空高くから下垂する姿は圧巻である。京都の禅刹を彷彿とさせる大伽藍に咲き誇る桜花は、木曽の小京都を想わせる佇まいである。

定勝寺枝垂れ桜

定勝寺枝垂れ桜について

基本情報

名称
定勝寺枝垂れ桜(じょうしょうじしだれざくら)
樹種
江戸彼岸の枝垂桜
樹齢
推定400年 - 大桑村観光協会。
見頃
例年4月中旬頃
夜桜
ライトアップあり
駐車場
無料駐車場あり
所在地
長野県木曽郡大桑村須原831-1(標高540m)
開花状況
最新の開花情報は各自治体へ問い合わせください。

概要

中山道39番目の宿場須原宿のはずれにある定勝寺は、シダレザクラが咲き誇ることで知られる古刹である。 庭園や門前などに植えられているが、なかでも山門傍らに立っているものは、樹齢400年ともいわれる古木とされる。 数年前の台風で大枝が折損してしまったが、見上げるほど空高くから下垂する姿は圧巻である。 臨済宗妙心寺派定勝寺は、興禅寺、長福寺とともに「木曽三大寺」のひとつで、最も古い時代に創建された。 嘉慶年間(1387年~1388年)、木曾家11代により創建されたとされ、文安五年(1448年)の木曽川洪水による流出など、度重なる氾濫により倒壊されるが、その都度再興された。 木曾義在館跡である当地に落ち着いたのは慶長三年(1598年)で、そのとき建立された本堂、庫裡、山門は、国の重要文化財に指定されている。 京都の禅刹を彷彿とさせる大伽藍に咲き誇る桜花は、木曽の小京都を想わせる佇まいである。

撮影後記

 大桑村の観光協会のサイトによれば、樹齢は400年ということで、現在の伽藍が建立された当時に植栽されたものということになりますね。 私も樹幹を注意深く観察しなかったので、どの程度の幹周りだったか覚えていません。 天然記念物に指定されていないので、参考程度にとどめておきます。 あと、拝観すると庭園にもシダレザクラが立っているそうです。

更新履歴

2013年9月10日
初版をアップロードしました。
2013年12月31日
携帯電話・スマートフォン専用壁紙を休止しました。
2014年1月1日
一部の無料壁紙を会員限定の閲覧に制限しました。

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