金刀比羅神社神代桜

鬼女紅葉伝説

長野市鬼無里の金刀比羅神社の急斜面に立つエドヒガンで、幹周6.5メートルにも及ぶ巨樹である。平安時代、都からの平維茂将軍が、鬼女紅葉討伐の際に必勝を祈願し成就したので、この地にサクラを奉納したと伝わる。

金刀比羅神社神代桜

金刀比羅神社神代桜について

基本情報

呼称
金刀比羅神社神代桜(ことひらじんじゃじんだいざくら)
別称
金刀毘羅神社神代桜(こんぴらじんじゃじんだいざくら)
樹種
江戸彼岸桜
樹齢
推定200年 - 長野市文化財データベース。
伝承1550年 - 鬼女紅葉伝説。
樹形
幹周6.5m、樹高20m - 八十二文化財団。
指定
市天然記念物 - 平成2年 旧鬼無里村指定。
見頃
例年4月下旬から5月上旬頃
夜桜
ライトアップなし
駐車場
専用駐車場なし
所在地
長野県長野市鬼無里2077 金刀比羅神社(標高730m)
開花状況
最新の開花情報は各自治体へ問い合わせください。

概要

長野市鬼無里下新倉の金刀比羅神社の急斜面に立つエドヒガンザクラの古木で、神社の御神木となっている。 地上4m付近で6本に大枝が分かれ、幹周6.5メートルにも及ぶ巨樹である。 鬼無里や戸隠などには、平安時代に京都を追放された紅葉局が、この地域で鬼女となった「紅葉伝説」が広く知られている。 都からの平維茂将軍が鬼女紅葉討伐の際、大物主命に必勝を祈願し、成就したので、この地にこのサクラを奉納したと伝えられる。 金刀比羅神社は新倉地区の産土神で、大物主神、十二明神を祭る。 もとは神代桜の樹下に鎮座していたが、明治12年に現在地に境内が遷された。 拝殿内に納められた二間社流造の本殿は、向かって左に大物主神、右に十二明神が祀られ、市の有形文化財に指定されている。

撮影後記

 鬼無里(きなさ)の語源ともなっている鬼女「紅葉伝説」に纏わるとされるサクラです。 「神代桜」とネーミングされているだけあり、樹幹はぶっとくて見応えがあります。 市のサイトでは推定樹齢200年とありましたが、それ以上経過してそうな雰囲気でした。
 霙交じりの悪天候の日にロケハンも敢行し、この日も折角の青空でしたが、目的のサクラがこれではどうにもしようがありません。 脳裏のリベンジするリストに刻み、この地を後にしました。(2015年再訪済み)

更新履歴

2013年8月22日
初版をアップロードしました。
2013年12月31日
携帯電話・スマートフォン専用壁紙を休止しました。
2015年9月11日
ギャラリーに作品を3点追加しました。

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