船魂社のシダレザクラ

航行を見守る

諏訪湖を望むよう岡谷市湊の船魂社に、市の天然記念物に指定されているシダレザクラが立っている。対岸に鎮座する諏訪大社の分社で安産信仰がある。また航海の神として宗像三女神も祀られ、船の航行を見守っている。

船魂社のシダレザクラ

船魂社のシダレザクラについて

基本情報

名称
船魂社のシダレザクラ(ふなたましゃのしだれざくら)
樹種
江戸彼岸の枝垂桜
樹齢
推定100年弱 - 平成2年 現地樹名柱。
樹形
幹周3.3m、樹高18m - 平成2年 現地樹名柱。
指定
岡谷市指定天然記念物 - 平成2年 岡谷市指定。
見頃
例年4月中旬から4月下旬頃
夜桜
ライトアップあり
駐車場
参拝者無料駐車場あり
所在地
長野県岡谷市湊3丁目3(標高790m)
開花状況
最新の開花情報は各自治体へ問い合わせください。

概要

諏訪湖を望むように岡谷市湊の船魂社境内に、一本の樹形のよいシダレザクラが立っている。 市の天然記念物に指定されている銘木で、花盛りには地表につくほどに枝を下垂して見事である。 船魂社は諏訪湖対岸に御鎮座する諏訪大社の分社で、御母神「高志沼河姫神」が祀られて古くから安産の信仰がある。 また航海の神として信仰されている宗像三女神も祀られ、諏訪湖を往来する船の航行を見守っている。

撮影後記

 入浴施設があるので、私はよく利用する諏訪湖サービスエリア近くの中央道花岡トンネル付近の湊地区に位置しています。 港湾施設のうち水上部分を「港」、陸上部分を「湊」と呼んでいたことから、古来から湊地区から船が諏訪湖を発着していたのでしょう。 また、赤ちゃんが水が通るように産まれることを願い、底の抜けた柄杓を奉納して祈願する風習があるとか。 柄杓を希望する場合、湊第五町内会の祭事部長に連絡するといただけるそうです。

更新履歴

2018年7月2日
初版をアップロードしました。

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