桑田薬師堂の枝垂桜

旧県天然記念物

伊那市長谷町溝口の桑田薬師堂に立っている樹齢400年のシダレザクラである。嘗ては長野県指定天然記念物の大桜であったが、現在では主幹が腐朽して上部欠損の老樹である。傍らには後継木の枝垂桜が植えられている。

桑田薬師堂の枝垂桜

桑田薬師堂の枝垂桜について

基本情報

名称
桑田薬師堂の枝垂桜(くわたやくしどうのしだれざくら)
樹種
江戸彼岸の枝垂桜
樹齢
伝承1000年に近い - 現地解説板。
推定400年 - 伊那市観光協会パンフ。
指定
市指定天然記念物 - 昭和47年 旧長谷村指定。
見頃
例年4月中旬から4月下旬頃
夜桜
ライトアップなし
駐車場
専用駐車場なし - 隣に駐車スペースあり。
所在地
長野県伊那市長谷溝口(標高900m)
開花状況
最新の開花情報は各自治体へ問い合わせください。

概要

伊那市長谷町溝口の桑田薬師堂に立っている推定樹齢400年のシダレザクラで、市の天然記念物に指定されている。 嘗ては長野県指定天然記念物の大桜であったが、現在では主幹が腐朽して上部欠損の老樹である。 傍らには後継木の枝垂桜が植えられている。 桑田薬師堂の創設は詳らかではないが、本尊は薬師瑠璃光如来で、里人の信仰の中心であった。 後醍醐天皇の皇子である宗良親王も、この枝垂桜のことを御歌に詠んだと里人は信じている。

撮影後記

 現地の解説板に推定樹齢1000年と記されていました。 後醍醐天皇の皇子である宗良親王が、このしだれ桜のことを詠んだという里人に伝わる伝承に基づくものと思われます。

信濃国伊那郡と申す処にて花見侍りしに
 思出侍りける
  散らぬまに立ちかへるべき道ならば
   都のつとに花も折らまし

更新履歴

2017年7月10日
初版をアップロードしました。

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