さくら紀行
全国の一本桜、名桜、お花見名所への巡礼記憶
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さくら紀行
全国の一本桜、名桜、お花見名所への巡礼記憶
岡谷市湊地区の小坂氏旧墓地に立つ推定樹齢200年のシダレザクラ。 幹周6.05mの巨木で、市内に生育サクラのなかで最大のものであることから、市の天然記念物に指定されている。 樹下には17世紀からの小坂氏各系統家の石塔112基が整然と並び立っている。 小坂氏は代々この地を治めてきた名家であり、付近の山上には小坂城があった。 鎌倉時代初期、諏訪敦忠の子・助忠が、小坂郷を拝領したことにはじまる。 天文十七年(1548年)、小笠原長時に呼応して武田氏に反旗を翻し、諏訪西方衆とともに滅ぼされ廃城とされた。 神職としての小坂氏は継続し、諏訪大社御頭勤仕を幕末まで務めている。
諏訪湖を見下ろす住宅地のなかに自立している一本桜です。
2枚目の写真に写っている民家のベランダから眺めると、樹冠越しに諏訪湖が望めそうで、さぞかし良い景色だろうなぁと思いながら撮影しました。
ちょうど中央道の諏訪湖サービスエリアの近くに位置し、東北からの長距離運転の骨休みに、SA内の温泉施設に何度となく入浴したものです。
撮影に関しては、付近には観音院という寺院があります。
井上靖の小説「風林火山」で、武田勝頼生母・諏訪御料人(由布姫)終焉の地とされたことから、大河ドラマでもとりあげられたそうで、「由布姫・勝頼ゆかりのお寺」と書かれた派手なピンク色の幟が設置されていました。
その幟が障害物となって、構図はある程度制限されてしまいます。
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