さくら紀行
全国の一本桜、名桜、お花見名所への巡礼記憶
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さくら紀行
全国の一本桜、名桜、お花見名所への巡礼記憶
松本市島内高松の田園地帯の路傍に立っているシダレザクラの古木である。 遠くには残雪の北アルプスが連なり、青空のもとで満開の枝花を垂らす姿は爽快である。 樹下には、宮廷貴族の装束を着て酒を酌み交わす祝言道祖神が安置されている。 道祖神には嘉永七年(1854年)の刻銘が見られ、江戸時代から道祖神と共に道ゆく人々の安全を見守ってきたと思われる。 また、二十三夜塔と力強く陰刻された月待塔も立っており、子供に恵まれぬ夫婦が二十三夜講で集い、信仰が篤かったサクラとも推測できる。
サクラに関する情報がないので、樹下に祀られている石塔から類推するしかないのですが、このサクラは信仰の対象となっていたようです。 月待塔などは比較的新しそうなので、後から地域に散在していたものを、この場所に集めたのかもしれませんが。 それにしても、あの電柱はなんとかならないものだろうか。 もう数メートル横に立てようという考えにはならないのだろうか?
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