愛宕神社の清秀桜

飯田市最古の桜

飯田市最古とされる市指定天然記念物のエドヒガンザクラが、愛宕稲荷神社に立っている。仁治元年(1240年)清秀法印が、飯坂城(愛宕城)跡地に創建された地蔵寺に手植えし、御神木「清秀桜」として現在に至る。

愛宕神社の清秀桜

愛宕神社の清秀桜について

基本情報

呼称
愛宕神社の清秀桜(あたごじんじゃのせいしゅうざくら)
別称
愛宕稲荷神社清秀桜
樹種
江戸彼岸桜
樹齢
伝承750年以上 - 平成8年 現地解説板。
伝承740年 - 平成3年 環境庁調査報告書。
樹形
根周7m、幹周6m、樹高8m、枝張6m - 平成8年 現地解説板。
幹周6.1m、主幹周2.5m、樹高11m、枝張13m - 平成3年 環境庁調査報告書。
指定
飯田市指定天然記念物 - 昭和48年 飯田市指定。
見頃
例年4月上旬頃
夜桜
ライトアップあり
駐車場
専用駐車場なし
所在地
長野県飯田市愛宕町2781(標高490m)
開花状況
飯田市さくらさく

概要

飯田市で最も古いとされる市指定天然記念物のエドヒガンザクラが、市内愛宕町に鎮座する愛宕稲荷神社に立っている。 建保年間(1212年~1218年)飯坂城(愛宕城)跡地に地蔵寺が創建された。 仁治元年(1240年)に、清秀法印が地蔵寺境内に手植えしたと伝えられる。 以来「清秀桜」と命名され、愛宕稲荷神社の御神木として現在に至る。 幹周約6メートルあるが、樹幹中心の木質部は腐朽して、内皮がわずかに残り生命を保っている。

撮影後記

 飯田台地の南に位置し、南に松川、北から東に王滝寺川が流れる天然の要害地形の神社が鎮座する愛宕台地。 もとは坂西氏の居城であった飯坂城で、後に愛宕山地蔵寺となって山伏の行所となった。 文禄年間(1593年~1596年)飯田城の城主が城下町を整備して、この時に愛宕稲荷神社になりました。 境内にはもう一本の名桜「千代蔵桜」もあり、別ページで紹介しています。

更新履歴

2019年3月14日
初版をアップロードしました。

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