さくら紀行
全国の一本桜、名桜、お花見名所への巡礼記憶
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さくら紀行
全国の一本桜、名桜、お花見名所への巡礼記憶
菅のエドヒガンザクラは、現総理大臣の「かん」ではなく「すげ」と読みます。
別名「十王堂のエドヒガンザクラ」とも呼ばれ、他の桜に先がけて里山に春を告げると紹介されています。
数年前の写真を見るとエドヒガンらしい淡紅色の花をいっぱい付けていましたが、私が見たのはピーク過ぎのような色抜けした状態。
しかし、散っている様子はなく、数日前に様子見に来たときはまだ蕾状態だったことを考えると、この年は状態がよくなかったのでしょう。
ちょうど、隣の家の中学生の女の子が学校に行く途中で通りかかったので尋ねてみたところ、去年は綺麗に咲いたが今年はあまり咲きそうにもないとのことでした。
老木なので、毎年花を付けるのは難しくなってきたのかもしれません。
ちなみに5月9日撮影で、とうに桜前線は北海道に上陸していることを考えると、改めて木曽路って寒いところなんだと実感。
樹高20メートル、幹囲3.9メートル、枝張り16メートル、樹齢300年の江戸彼岸桜。 菅地籍の十王堂前の土手の斜面に、お堂と村道を覆うように大枝を張って植生している。 正徳四年(1714年)の銘を刻む如意輪観音像をはじめ江戸前期のものが数体あることから、おそらく時を同じくして植栽されたものと考えられる。 かなりの老木ではあるが、樹木医の指導を受けながら手入れをしている。 木祖村の天然記念物に指定されている。 見頃は、例年4月下旬頃。
住所: 長野県 木曽郡木祖村菅2410
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