さくら紀行
全国の一本桜、名桜、お花見名所への巡礼記憶
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さくら紀行
全国の一本桜、名桜、お花見名所への巡礼記憶
伊那と諏訪を分ける杖突峠の南側、伊那市高遠町藤澤の杖突街道沿いの物部守屋神社参道入口に自立しているシダレザクラである。 御神体は北東側に聳える守屋山(標高1,650m)で、山頂には奥宮の石祠が鎮座している。 飛鳥時代、物部守屋一族が蘇我馬子との丁未の乱に破れ、辿り着いた先がこの地であったと伝わる。 標高1,080メートルの高地に位置するため、見頃は例年4月下旬頃と遅い。 伊那地域では最も開花が遅い名桜と云えよう。
杖突街道は伊那と諏訪を下道で往来する場合、幾度となく通っていたこともあって、この僻地にシダレザクラがあることは随分と前から知っていました。
杖突街道沿いのサクラは、高遠城跡公園の桜守さんも手入れをしてくれているそうです。
ちなみに諏訪大社上社本宮の御神体は守屋山として知られていますが、正式な御神体は守屋山ではないそうです。
その証拠に、山頂には物部守屋神社の石祠はありますが、諏訪大社に関わるものは一切ありません。
山頂の物部守屋神社の石祠が鉄柵で囲まれているのは、諏訪社の氏子の破壊から守るためだとか。
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