さくら紀行
全国の一本桜、名桜、お花見名所への巡礼記憶
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さくら紀行
全国の一本桜、名桜、お花見名所への巡礼記憶
須坂市亀倉の万竜寺境内に植生している二本のシダレザクラ古木。 天台宗萬龍寺は、元和三年(1617年)但唱上人が寺河原に開山し、その10年後に現在地に移転したと伝わる。 十王堂脇に自立しているサクラは移転の頃に植えられたと考えられ、推定樹齢は350年ほど。 本堂前のサクラは幹周から推測すると、その50年後に植樹されたとみられる。 両樹とも萬龍寺をめぐって植えられた中世信仰遺跡にちなんだシダレザクラ群(金毘羅山の桜を含む)をなし、一帯の景観美を高め、歴史を語る貴重な文化財であることから、市の天然記念物に指定されている。
以前アップした金毘羅山の桜に隣接している万竜寺。
付近には亀倉神社の桜もあり、この一帯は古桜の宝庫です。
開山の但唱上人は米子の奇妙山に12年間籠って、木食行をしながら石仏を刻んだそうで、比叡山の千日回峰行僧のような凄い行僧です。
そして亀倉村河原に千体仏を安置したのが寺の起源となっています。
現在、奇妙山には1058躰(内17躰が但唱上人の刻んだ石仏)の石仏が確認されているそうです。
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