小菅のイトザクラ

小菅の里

信州三大修験霊場のひとつである飯山市の小菅の里に鎮座する小菅神社奥社へと続く杉並木参道口に立っているシダレザクラ。「糸桜」と称せられ、市内一の大木であることから、市の天然記念物に指定されている。

小菅のイトザクラ

小菅のイトザクラについて

基本情報

呼称
小菅のイトザクラ(こすげのいとざくら)
別称
小菅のしだれ桜
樹種
江戸彼岸の枝垂桜
樹齢
樹形
幹周4.2m、樹高15.9m - 現地解説板。
幹周4.2m、根周4.9m、樹高15.9m - 八十二文化財団。
指定
市天然記念物 - 平成9年 飯山市指定。
見頃
例年4月下旬頃
夜桜
ライトアップなし
駐車場
専用駐車場なし - 付近に駐車スペースあり。
所在地
長野県飯山市瑞穂小菅(標高530m)
開花状況
最新の開花情報は各自治体へ問い合わせください。

概要

飯山市瑞穂の小菅山の山麓に拓けた小菅の里にあるシダレザクラで、小菅神社奥社へと続く杉並木参道口に立っている。 江戸彼岸桜の枝が枝垂れるタイプである枝垂桜の別称である「糸桜」と名付けられている。 幹周4.2mは市内で最も太い大木であることから、飯山市の天然記念物に指定されている。 小菅山は信州三大修験霊場のひとつで、役行者が小菅山元隆寺を開山し、 鎌倉時代には僧坊三十七を数える一大宗教都市を成し興隆した。 しかし、戦国時代から幾度の兵火で衰退し、現在は七十三戸の静かな集落となっている。 小菅の里には、国の重文に指定されている小菅神社奥社本殿をはじめ、指定文化財が数十も点在し、盛時の面影を今に伝えているのである。

撮影後記

 2002年公開の映画「阿弥陀堂だより」のロケ地となった、いにしえの歴史が薫る素敵な山村です。 雪が降る中、里宮にある拝殿で神楽を舞うシーンが撮影されました。
 イトザクラということで、繊細な雰囲気のある写真を撮りたくて、下枝が咲くまで三度通いましたが、咲き揃うまで至らなかったですね。 結局この年は花芽も少なそうなので、四度目の気持ちにはなりませんでした。

更新履歴

2013年9月13日
初版をアップロードしました。
2013年12月31日
携帯電話・スマートフォン専用壁紙を休止しました。

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