さくら紀行
全国の一本桜、名桜、お花見名所への巡礼記憶
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さくら紀行
全国の一本桜、名桜、お花見名所への巡礼記憶
江戸時代の天明化政年間の儒医でった中村伯先(1756~1820年)が、幼少の頃に自宅の庭前に植栽したといわれる。 樹齢は200年余りを経て幹周り6メートルの巨木になり、先生が俳諧の巨匠でもあったことから先生の俳号から「伯先桜」として長野県の文化財に指定された。 昭和45年に解除され同時に伊那市の文化財に指定された。 先生は伊那部の医師吉川養玄の子として生まれ、江戸に出て医術と儒学を学び帰郷して医者となったが、京都に赴き医術を研磨し郷里山寺に医を以って住し、傍ら里人を教育した。
前回アップした「見通し桜」から天竜川を挟んでの対岸にある一本桜です。 坂道の狭い路地に覆い被さるように淡紅色の花房が薫風に揺れていました。 「見通し桜」からも確認できるのですが、測量の基点となっていた「見通し桜」の対岸の基準木がこの「伯先桜」とも言われています。
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