さくら紀行
全国の一本桜、名桜、お花見名所への巡礼記憶
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さくら紀行
全国の一本桜、名桜、お花見名所への巡礼記憶
中野市柳沢の滝の沢入口に立つエドヒガンザクラ。 樹勢は旺盛で老衰の兆候もみられない。 中野市のサクラで幹囲4mに達するものは存在せず、市内随一のサクラの巨樹で古木である。 付近に同類の自生種がないことから、ここに植えられたものと推測される。 滝ノ沢の入口の急峻な斜面の岩の上に鉄平石に線彫りした十三石仏が並んでいる。 第一番の不動明王には天保十五年(1844年)建立と刻銘されている。 近くには行者行脚の像碑があることから、この地は修験行者の行場であったものと考えられる。
場所がわかりづらかったのですが、薄暗い林道を上っていくと「柳沢ふれあい森林の館」という明るい平場に出て、目的のサクラはその付近にあります。
車でも行けますが、路面がぬかるんでいる場合は、徒歩で行った方が無難です。
途中に「愛宕山の湧水」が湧き出していたりもします。
サクラに関しては、天保十五年(1844年)建立と刻銘されている不動明王があるそうなので、江戸時代後期に植樹されたとも考えられます。
幹周りからも、200年程度の樹齢ではないでしょうか。
樹勢も旺盛とのことなので、鳥害のない年に再訪してみたいものです。
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