さくら紀行
全国の一本桜、名桜、お花見名所への巡礼記憶
PHOTOGRAPH.PRO
スマホでも閲覧できるようになりました
さくら紀行
全国の一本桜、名桜、お花見名所への巡礼記憶
上水内郡飯綱町牟礼地域の袖之山地区のシンボル的存在のシダレザクラで、推定樹齢300年以上の古木である。 たおやかに揺れる姿が柳のようであることから、別名「安養寺の柳桜」とも称される。 現在は道路によって隔てられているが、かつては安養寺の境内で、向かいの公民館が本堂であった。 そのどっしりと枝垂れた姿が特有で、目通り幹周5.1メートルに及ぶ県下稀に見る巨樹であることから、県の天然記念物に指定された。
袖つながりということで、公民館側から眺めると車道に長く下垂した枝花は、まるで振袖のような艶美さ。 石段を上り正面から見ると、目通り5メートル強のゴツゴツとした樹幹の逞しさを併せ持ち、名桜のなかの名桜と呼ぶにふさわしい樹姿であります。 見てはいけないものも見てはしまいましたが、想い出に刻まれた一本桜になりました。
フェイスブックを開始しました。上のタブからどうぞ。