さくら紀行
全国の一本桜、名桜、お花見名所への巡礼記憶
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さくら紀行
全国の一本桜、名桜、お花見名所への巡礼記憶
上水内郡小川村立屋に幹周3.6メートルの村指定天然記念物のエドヒガンザクラがある。 信濃国松代藩主の真田信之は、人改め、物資改めのため藩内20箇所に口留番所を設置した。 慶安2年(1649年)善光寺に通じる大町峰街道と戸隠から麻績宿を結ぶ街道が交わる要衝にあった椿峰村に立屋口留番所が設置された。 番所役人が松代藩家老を代々務めた鈴木家から八右衛門が派遣され、明治5年に番所制度が廃止されるまで7代に渡って鈴木家が務めた。 天和元年(1681年)初代八右衛門が没すると墓所に一株のサクラが植えられた。 これが現在の立屋の桜であると鈴木家には伝わっている。 樹下には鈴木家の墓塔が並び、350年以上にわたって墓を守ってきた。
立屋の桜は番所の桜がある桜山の西外れに自立している一本桜です。
2015年に撮影した際は、鳥害か裏年かで花芽が下方しか付いておらず、北アルプスを入れた構図で撮ってもサマになりませんでした。
というわけで2017年に再訪した次第です。
撮影に関しては、桜山一帯は観桜客も多いのですが、ほとんど構図の邪魔にならないので、ストレスなく思う存分写真撮影を楽しめます。
北アルプスを入れた構図で撮影するならば午前中までです。
付近の道路に精通している方は、小川村からではなく信州新町方面からアクセスすると、観桜客の対向車に遭遇することなくアクセスできます。
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