笹見平のしだれ桜

落人伝説

下伊那郡豊丘村の笹見平阿弥陀堂跡に、樹齢400年以上のシダレザクラが自立し、村の天然記念物に指定されている。元弘の変で敗れた村上義光の一族郎党が此の地に落ち延びて、墓を作った際に植えたものと伝わる。

笹見平のしだれ桜

笹見平のしだれ桜について

基本情報

名称
笹見平しだれ桜(ささみだいらしだれざくら)
樹種
江戸彼岸の枝垂桜
樹齢
推定400年以上 - 平成15年 現地解説板。
推定300年以上 - 平成3年 環境庁調査報告書。
樹形
幹径2m、樹高13m、枝張15m - 平成15年 現地解説板。
幹周3.45m、樹高12m、枝張23m - 平成3年 環境庁調査報告書。
指定
豊丘村指定天然記念物 - 平成15年 豊丘村指定。
見頃
例年4月中旬頃
夜桜
ライトアップなし
駐車場
専用駐車場なし
所在地
長野県下伊那郡豊丘村河野5217(標高630m)
開花状況
豊丘村観光ホームページ

概要

下伊那郡豊丘村河野堀越に、推定樹齢400年以上のシダレザクラの古木が自立している。 この場所は笹見平阿弥陀堂跡で、鎌倉時代に護良親王に仕えていた村上義光の一族郎党が、元弘の変(1331年~1333年)で敗れ、北信濃に落ち延びる途中に堀越に定住し、後に一族が墓を作った際に植えたものと伝わる。 豊丘村指定天然記念物であり、昭和62年には(社)道路緑化保全協会より全国の名木に選ばれ、飯伊地域では16本の内の一本となった。

撮影後記

 伊那山地側にある山間集落の堀越に位置し、天竜川の河岸段丘にある豊丘村の他の名桜よりも開花時期が数日遅れるようです。 初回訪問時はまだ咲き始めといったところで、好天が続いたので思い切って明後日に再訪してみると、一気に咲き揃ったようでうれしい誤算。 豊丘村随一の名桜を十分に堪能させてもらいました。

更新履歴

2018年12月1日
初版をアップロードしました。

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