さくら紀行
全国の一本桜、名桜、お花見名所への巡礼記憶
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さくら紀行
全国の一本桜、名桜、お花見名所への巡礼記憶
松本市のアルプス公園には、ソメイヨシノを中心に1300本の桜が植樹されている。 公園からは常念岳など北アルプスの雄大な景観と松本平の市街地を一望することができる。 開花期間中には「松本観光桜まつり」が開催され、堤灯が点灯される。 園内には市の保存樹に指定されている名桜「泉小太郎のしだれ桜」が、松本平を見下ろすように立っている。 「信府統記旧俗伝」によれば、太古、まだ松本平が湖だったころ、鉢伏山で生まれ法光寺(松本市城山あたり)で育った日光泉小太郎が、まだ見ぬ母を尋ねると犀龍(諏訪大明神の化身の龍)の姿をしていた。 母犀龍は、民の幸せのために湖の水を北海に流して、この地を干拓するよう小太郎に告げた。 そこで小太郎は、母犀龍の背に乗り、山清道の岩を砕き、今の肥沃な松本平を開拓したと伝わる。 このシダレザクラは、泉小太郎が植え、代々大事に伝えたものといわれる。
一番の目的は「泉小太郎のしだれ桜」でしたのですが、園内マップにも掲載されておらず、園内を隈なく歩き回り探し求めました。
公園にいる花見客数人に尋ねても知らないそうで、結局見つけられなかったので、公園の管理棟に行き教えてもらいました。
なんのことはない、入り口近くの食事処「まきば山荘」の向こう側に立っていました。
正確には園外の敷地なので、地図に掲載されていないのでしょうか。
不親切な点もありましたが、それが幸いしてか、園内に大勢いる花見客も、ここまで訪ねてくる人は限られ、撮影も容易でした。
ちなみに、「まんが日本昔ばなし」のオープニングで、「坊や~ よい子だ ねんねしな♪」のあのメロディをBGMに龍に跨り、でんでん太鼓をもった坊やが、泉小太郎だそうです。
知らんかった。
某政治家の長男と名前が似ていたので、当初そっち関係を想像しちゃいましたよ。
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