東漸寺のシダレザクラ

笠のよう

幹周4.4mのシダレザクラで、塩尻市最大の老桜である。樹高こそ高くはないが、枝張りは広がり、笠のような特徴的な樹冠である。市の天然記念物に指定されている。

東漸寺のシダレザクラ

東漸寺のシダレザクラについて

撮影後記

 東漸寺の桜と云えば、千葉県松戸市の東漸寺にある樹齢300年以上のしだれ桜を思い浮かべる方もいるでしょうが、ここは信州。 ただ、歴史をここで紐解きませんが、両寺院には関係があります。 もしかしたら、ここ洗馬にあった桜の苗木を松戸の方へ持って行ったのかもしれません。
 撮影に関しては、市指定の銘桜は周囲に電柱や民家などの人工物があって撮影向きの桜ではありません。 全体像で笠状の特徴的な樹形も撮影したかったですが、背後に自動車が数台停まっていてやめました。 指定ではないシダレの方が撮影向きですね。 見頃は数日遅れるようです。

概要・歴史

樹高5メートル、幹周4.4メートルの枝垂桜で、市内最大の老桜である。 樹高こそ高くはないが枝張りは長く、笠のような特徴的な樹冠である。 樹幹には衰えも目立つが、地上4メートルから伸びた側枝は発育も盛ん。 東漸寺は浄土宗寺院で、木曽一族の長瀬氏により建てられ、義仲の死後、兵火で荒廃していたものを長瀬氏ゆかりの愚底上人が中興したと伝わる。 昭和46年、市の天然記念物に指定された。 見頃は、例年4月中旬頃。

住所: 長野県 塩尻市洗馬2038

更新履歴

2011年6月19日
初版をアップロードしました。
2013年12月31日
携帯電話・スマートフォン専用壁紙を休止しました。

東漸寺のシダレザクラ紀行のコメント

コメント欄

塩尻市に来られていたのですね。初めてコメントした時すでに信州で撮影されていたとは。美しい写真。日本の素晴らしい写真。本当にありがとうございます。

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