関のサクラ

信州路の関所

県下有数のエドヒガンの巨樹で、山梨県の天然記念物に指定されている。根元には大きな空洞があり太枝に枯損も見られるが、樹勢はきわめて旺盛である。名前の由来は、近くを信州路の古道が走り関所があったことから。

関のサクラ

関のサクラについて

撮影後記

 地元の中学生に聞いても知らないそうで、なかなか場所が特定できずに探しました。 県指定の銘桜で大変素晴らしい桜ですが、あまり知られていないのでしょうか。 同じ北杜市には「山高神代桜」「神田の大糸桜」の超人気桜がありますが前者は満身創痍の老体で、後者は病院の集中治療室に入ったような姿なので、この桜は実力はあっても知名度はイマイチなかわいそうな桜です。 それでも、道路の縁に立つど根性桜には力強い印象を受けました。
 撮影に関しては、電柱電線が幅をきかせどうにもなりません。 昨晩冠雪した山を入れたかったので、電柱電線のことは忘れるようにして撮影しました。

概要・歴史

樹高15メートル、幹周5.8メートル、枝張り東西20メートル、南北21メートルの江戸彼岸桜で、県下有数の巨樹である。 根元には大きな空洞があり太枝に枯損も見られるが、樹勢はきわめて旺盛である。 名前の由来は、近くを古道が走り関所があったことから。  この古道はかつての信州路の一つで、甘利山麓から清哲、宇波円井、新奥、黒沢、山高、柳沢を経て、この地に至り、さらに竹宇から鳥原を通って信州口に達したと考えられる。(現在の韮崎市~北杜市武川町・白州町~長野県境)。 昭和48年、白州町の天然記念物に指定された。 平成21年、山梨県の天然記念物に指定された。 見頃は、例年4月中旬頃。

住所: 山梨県 北杜市白州町横手2699

更新履歴

2011年6月14日
初版をアップロードしました。
2012年7月12日
登録カテゴリを関東から中部に移動しました。
2013年12月31日
携帯電話・スマートフォン専用壁紙を休止しました。
2014年1月1日
一部の無料壁紙を会員限定の閲覧に制限しました。
2014年8月5日
登録カテゴリを中部から首都圏に移動しました。

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