さくら紀行
全国の一本桜、名桜、お花見名所への巡礼記憶
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さくら紀行
全国の一本桜、名桜、お花見名所への巡礼記憶
甲州市大和町木賊の栖雲寺に植栽されているシダレザクラ。 「イトザクラ」とも称せられ、葉が展開する前に開花し、花は淡紅色の小輪一重の気品高い種である。 標高約1,030メートルの高地に生育し、甲州市で最も遅く開花するサクラのひとつである。 臨済宗建長寺派栖雲寺は、南北朝時代の貞和四年(1348年)、業海本浄禅師を開山として創建された。 禅師は元国天目山の普応国師に師事し、帰国後に武田信満に招へいされた。 以来、大雄武田家の菩提寺として庇護され、境内には信満公の墓がある。 国指定重要文化財の普応国師坐像をはじめ数多くの文化財を有し、裏山には禅僧が坐禅を組んだと伝わる県指定史跡の石庭があり、秋には紅葉が見事である。
桜の名所である景徳院からさらに山を上った先に位置しています。
現在TBSで「ぶっせん」というドラマを放送していますが、そのロケ地となっているそうです。
特に指定等をうけている古木ではありませんが、甲州市観光協会のさくらマップに掲載されています。
市内の雲峰寺のエドヒガンザクラと同じく、山梨県屈指の遅咲きの名桜でしょう。
住職さんのブログを拝見すると、鎌倉の建長寺に努めて、一年の大半を鎌倉で過ごしているとのこと。
鎌倉市民の私としても、親しみを感じる山寺の一本桜です。
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