山妻有のサクラ

形見の桜

利根町追貝の山妻有社殿の脇にあるエドヒガンの古木。推定樹齢200年だが、伝承によると、1346年、新田義貞の三男・新田義宗が戦死し、霊を供養するために妻子が植樹した形見の桜と云われ、樹齢は650年以上になる。

山妻有のサクラ

山妻有のサクラについて

撮影後記

 吹割の滝の目と鼻の先にある一本桜です。 吹割の滝は、以前撮影したことがありますが、このエドヒガンの古木の存在は知りませんでした。
 樹幹は、中が朽ちて空洞化していましたが、周囲から枝が四方八方に力強く張っているさまは、生命力を感じます。 根元には社殿が祀られ、周囲には茅葺き屋根の旧家も建っていました。 また、色も濃いピンク色で、文句なく素晴らしい一本桜です。 沼田市には、沼田公園の御殿桜をはじめ、いくつか名桜がありますが、なかでも最も自分好みの一本桜です。

概要・歴史

利根町追貝の山妻有社殿の脇にある江戸彼岸桜の古木。 推定樹齢200年、樹高11.5メートル、目通周囲7.9メートル、根元周囲9.0メートル。 伝承によると、1346年、新田義貞の三男・新田義宗が、沼田市白沢町で戦死し、霊を供養するために妻子が植樹した形見の桜と云われる。 平成19年に沼田市の天然記念物に指定された。 宵になると、地元の方によってライトアップされる。 見頃は、例年4月下旬頃で、近隣のソメイヨシノに先駆けて開花する。

住所: 群馬県 沼田市利根町追貝826-

更新履歴

2010年10月22日
初版をアップロードしました。
2013年12月31日
携帯電話・スマートフォン専用壁紙を休止しました。
2014年1月1日
一部の無料壁紙を会員限定の閲覧に制限しました。

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