さくら紀行
全国の一本桜、名桜、お花見名所への巡礼記憶
PHOTOGRAPH.PRO
スマホでも閲覧できるようになりました
さくら紀行
全国の一本桜、名桜、お花見名所への巡礼記憶
渋谷区渋谷の金王八幡宮には、雄しべが花弁化したものが交じり、一枝に一重と八重が入り混じって咲く珍しい桜がある。 「金王神社社傳記」によれば、文治五年(1189年)、源頼朝が藤原泰衡退治の下向の時、渋谷高重の館に立ち寄り、当社に太刀を奉納した。 そして金王丸御影堂へ参り、父義朝に仕えた渋谷金王丸の忠節をしのび、鎌倉亀ヶ谷の館にあった「憂忘桜」を当地に移植させ、永く名を残さんため「金王桜」と名付けたと伝わる。 江戸時代盛んに作られた地誌にも紹介されており、「江戸三名桜(郊外三銘木)」のひとつに数えられたことから、代々実生より植え継がれてきた純系種と考えられ、渋谷区の天然記念物に指定されている。 毎年3月最終土曜日に斎行される金王丸祭では、金王桜の宴が催される。
この日の桜旅はいつもと異なって、鎌倉の自宅から一日中電車を乗り降りしての桜旅でチョット新鮮。 渋谷駅東口から六本木通りを少し進んだ場所にあります。 境内にはほどほどの人たちが、シートを敷いて思い思いに花見をしていて、商業施設が立ち並ぶ道玄坂側とはエライ違いでした。
フェイスブックを開始しました。上のタブからどうぞ。