さくら紀行
全国の一本桜、名桜、お花見名所への巡礼記憶
PHOTOGRAPH.PRO
スマホでも閲覧できるようになりました
さくら紀行
全国の一本桜、名桜、お花見名所への巡礼記憶
相模原市下溝の天応院境内に立つエドヒガンザクラの巨木。 大枝に欠損が散見されるが、樹勢は旺盛で濃い紅色の花を咲かせる。 曹洞宗天應院は、戦国時代に創建された禅刹で、関東九十一薬師霊場第19番札所である。 その後、この地を支配していた北条氏照の娘 貞心尼の帰依を受け中興された。 明治時代には、当地に麻溝小学校の前身にあたる下溝学校を開校した。
折損が見受けられ樹姿こそ大きくありませんが、幹を見る限り、シダレを除くエドヒガンでは、県下でも屈指の古木になるのではないでしょうか。 推定樹齢は200年ほどでしょうか。 市の天然記念物に指定されていないのが不思議なくらいです。 また、咲き始めは江戸彼岸特有の花色の濃い樹で、抜けるような青空の下、大変美しかったです。
フェイスブックを開始しました。上のタブからどうぞ。