さくら紀行
全国の一本桜、名桜、お花見名所への巡礼記憶
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さくら紀行
全国の一本桜、名桜、お花見名所への巡礼記憶
秦野市北地区の白泉寺本堂前に植えられている樹齢100有余年のシダレザクラ。 花弁は小型の一重で濃紅色を呈し、神奈川県下でも有数の稀に見る艶美なエドヒガンベニシダレである。 北秦野村の吉田作次郎氏によって寄贈されたものである。 曹洞宗白泉寺は、丹沢の山岳仏教と共に栄えた天台宗寺院に起源をもつと伝わる。 江戸時代初期、蔵林寺4世によって曹洞宗寺院として開山された。 本堂内陣の須弥壇は文化2年のもの。 梵鐘は享保18年鋳造の銘が見られる。 阿弥陀堂には、室町時代作と伝えられる天台宗当時の本尊の阿弥陀如来像が安置されている。
標高300mの丹沢山地の麓に位置し、境内からは、晴れた日には遠く相模湾と三浦半島や房総半島をも眺められるそうです。
本堂に向かって右上部の枝に枯損が見られました。
山向こうの土佐原(寄)のしだれ桜も艶美ですが、県下でもこれほど美しい古桜は、なかなかお目にかかれないので気がかりです。
ZARDの坂井泉水さんの故郷近くのサクラでもあるので、負けないで咲き続けて欲しいものです。
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