さくら紀行
全国の一本桜、名桜、お花見名所への巡礼記憶
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さくら紀行
全国の一本桜、名桜、お花見名所への巡礼記憶
栃木市の太平山ふもとにある太山寺に、市の天然記念物に指定されているのシダレザクラの古木がある。 承応元年(1652年)徳川家3代将軍家光の側室で4代将軍家綱の生母お楽の方が、当寺で病気静養中に御子家綱の武運長久と家光の冥福を祈り、京都より苗木を取り寄せて御手植えされたものと伝わっている。 一重五弁の紅色が強いベニシダレで、とちぎ銘木百選に「岩しだれ桜」として選定されている。 また10月上旬になると、枝垂れ桜と共に運ばれたといわれている秋明菊(貴船菊)が樹下を彩る。
お楽の方の出身地で、大平山東麓にある通称大山寺(おおやまじ)の前庭を彩る名桜です。 群馬県板倉町の頼母子のしだれ桜を撮影していた際、知り合った方に勧められて、光線待ちする時間を利用して栃木市まで足を延ばしてみました。 まだ咲き始めででしたが、さすがに素晴らしい名桜で、花見客も少なくなく皆の衆目を席巻していました。 見頃には一日早かったので再撮影するつもりでしたが、天候とルートとの兼ね合いで結局チャンスを逸してしまい、ぜひ再チャレンジしたい一本であります。
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