さくら紀行
全国の一本桜、名桜、お花見名所への巡礼記憶
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さくら紀行
全国の一本桜、名桜、お花見名所への巡礼記憶
山梨市牧丘町西保下の城下(みやのした)地区の武藤家の庭先に立つサクラ。 このサクラは、春と秋の2回開花することからシキザクラ(四季桜)もしくはジュウガツザクラ(十月桜)と呼ばれているもので、県下稀に見る品種であるために県指定天然記念物になったものである。 本樹はもとここに太い幹のものがあり、それが枯れて、今のものが育ったものである。 シキザクラには一重と八重のものがあるが、本樹は一重で白花をつける。 春のものは4月中旬開花し、秋のものは10月から11月にかけて開花するが、別種と思われるほどその花は小型である。
説明板に「県下稀に見る品種であるために県指定天然記念物になった」とありましたが、シキザクラって、天然記念物に指定されるほど珍しいものではないような気もします。
シキザクラでも結構な巨樹(2枚目の写真に幹が写っています)なので、登録されたのかもしれません。
それか、登録当時は、園芸品種などが今ほど流通していなかったので、単に珍しかったのかも。
あと、「もしくはジュウガツザクラ」とありましたが、ジュウガツザクラはコヒガンの雑種と考えられ、シキザクラはマメザクラとエドヒガンの交雑といわれているので、両者は厳密には別物です。
多分、シキザクラなのではないでしょうか。
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