城下のシキザクラ

春と秋に開花

山梨市牧丘町西保下の城下地区の武藤家の庭先に立つサクラ。春の他に秋にも開花することからシキザクラ(四季桜)と呼ばれているもので、県下稀に見る品種であるために県指定天然記念物になったものである。

城下のシキザクラ

城下のシキザクラについて

基本情報

名称
城下のシキザクラ(みやのしたのしきざくら)
樹種
四季桜
樹形
樹高9.00m、幹周0.75m、枝張8.5m - 昭和48年 現地解説板。
指定
県天然記念物 - 昭和40年 東山梨郡牧丘町指定
見頃
春 例年4月中旬、秋 10月から11月頃
夜桜
ライトアップなし
駐車場
専用駐車場なし
住所
山梨県山梨市牧丘町西保下479(標高620m)

概要

山梨市牧丘町西保下の城下(みやのした)地区の武藤家の庭先に立つサクラ。 このサクラは、春と秋の2回開花することからシキザクラ(四季桜)もしくはジュウガツザクラ(十月桜)と呼ばれているもので、県下稀に見る品種であるために県指定天然記念物になったものである。 本樹はもとここに太い幹のものがあり、それが枯れて、今のものが育ったものである。 シキザクラには一重と八重のものがあるが、本樹は一重で白花をつける。 春のものは4月中旬開花し、秋のものは10月から11月にかけて開花するが、別種と思われるほどその花は小型である。

撮影後記

 説明板に「県下稀に見る品種であるために県指定天然記念物になった」とありましたが、シキザクラって、天然記念物に指定されるほど珍しいものではないような気もします。 シキザクラでも結構な巨樹(2枚目の写真に幹が写っています)なので、登録されたのかもしれません。 それか、登録当時は、園芸品種などが今ほど流通していなかったので、単に珍しかったのかも。
 あと、「もしくはジュウガツザクラ」とありましたが、ジュウガツザクラはコヒガンの雑種と考えられ、シキザクラはマメザクラとエドヒガンの交雑といわれているので、両者は厳密には別物です。 多分、シキザクラなのではないでしょうか。

更新履歴

2011年10月23日
初版をアップロードしました。
2012年7月12日
登録カテゴリを関東から中部に移動しました。
2013年12月31日
携帯電話・スマートフォン専用壁紙を休止しました。
2014年1月1日
一部の無料壁紙を会員限定の閲覧に制限しました。
2014年8月5日
登録カテゴリを中部から首都圏に移動しました。

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