竜門寺跡のサクラ

歴史の生き証人

日光市所野に樹齢300年のシダレザクラと大きなヤマザクラがある。この場所には嘗て竜門寺があり、戊辰戦争今市攻防戦で彦根藩官軍に焼き払われ灰燼に帰した。このサクラは幕末の動乱を見てきた生き証人である。

竜門寺跡のサクラ

竜門寺跡のサクラについて

基本情報

名称
竜門寺跡のしだれ桜(りゅうもんじあとのしだれざくら)
樹種
江戸彼岸の枝垂桜
樹齢
推定300年以上 - 平成3年 環境庁調査報告書。
樹形
幹周3.35m、樹高10m、枝張12m - 平成3年 環境庁調査報告書。
見頃
例年4月中旬頃
夜桜
ライトアップなし
駐車場
専用駐車場なし
所在地
栃木県日光市所野(標高570m)
開花状況
最新の開花情報は各自治体へ問い合わせください。

基本情報

名称
竜門寺跡のヤマザクラ(りゅうもんじあとのやまざくら)
樹種
山桜
見頃
例年4月中旬から4月下旬頃
夜桜
ライトアップなし
駐車場
専用駐車場なし
所在地
栃木県日光市所野(標高570m)
開花状況
最新の開花情報は各自治体へ問い合わせください。

概要

日光市所野のアタゴ山麓の民家に推定樹齢300年のシダレザクラが自立し、近くの薬師堂にも大きなヤマザクラがある。 この場所は嘗て竜門寺があったという。 慶応4年、会津幕府軍が日光七里の百閒石垣付近にあった彦根藩見張所を攻撃。 その報復として彦根藩官軍兵が、所野村の龍門寺や名主宅を夜討ちして焼き払った。 このサクラは幕末の動乱を見てきた生き証人である。

撮影後記

 しだれ桜の所の民家のおばちゃん曰く、この場所は裏山にあった竜門寺のお堂へと続く参道脇であったとか。 近くの薬師堂が建っている場所に本坊があったのではないでしょうか。 メモを執らなかったので記憶が曖昧で、間違いかもしれません。 ヤマザクラの方が開花時期を逃してしまったので、来年以降に再訪する予定です。

更新履歴

2018年3月10日
初版をアップロードしました。

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