さくら紀行
全国の一本桜、名桜、お花見名所への巡礼記憶
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さくら紀行
全国の一本桜、名桜、お花見名所への巡礼記憶
昭和15年に発行された「茨城巨樹老木誌」の中の「茨城県見立番付」において、枝垂桜としては横綱に位置付けられていたそうです。
長年の風雪によって枝葉が折れ、樹冠自体はそれほどではありませんが、なるほど、太っとい幹からは、四方八方に枝葉を伸ばしていたであろう往時を想像することはできます。
この年は、4月に入ってから急に寒くなったので、撮影したのも5月の大型連休後半。
ネットの開花情報がこと乏しかったので、開花はまだかまだかと、結局3回も通ってしまいました。
同時期、南関東の鎌倉では、藤や躑躅を撮影していたので、同じ関東にある地というのが、いささか不思議な気がしました。
なお、行かれる方は、道路は狭く駐車場はありませんので、里川公民館分室に車を停めて歩いていくといいかと思います。
また、ライトアップの照明もあったので、夜間はライトアップされるのでしょう。
ただ、場所が場所なので、土地の人や地元の方用のライトアップではないかと。
根囲5.1m、目通幹囲4.75m、高さ11m、樹齢約350年の枝垂桜。 この種の桜としては、幹周り、樹齢とも県下最大級の巨木で、茨城県指定天然記念物である。 真言宗普賢院の跡地と推定されている場所に立つことから、人出によって植樹されたと考えられる。 長年の風雪による自然条件のほか、昭和初期に起こった火災の影響で幹に大きなボラが空いてしまったことにより、樹勢が衰えがちであった。 そのため、平成2年に樹医として名高い山野忠彦氏によって樹勢回復手術が施された。 その結果、現在では樹形が整い樹勢の順調な回復を見せている。 見頃は、例年4月中旬から下旬頃。
住所: 茨城県 常陸太田市里川町484-6
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