さくら紀行
全国の一本桜、名桜、お花見名所への巡礼記憶
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さくら紀行
全国の一本桜、名桜、お花見名所への巡礼記憶
高崎市にある慈眼寺は、古来よりシダレザクラの名所として知られ、境内に50本ほど植栽されている。 南北朝時代、中興開山の乗弘大徳が、本尊聖観音の慈悲を里人にとの願いを込めて御手植えしたのがはじまりである。 境内西側には、前橋城主であった酒井忠清公遺愛のシダレザクラがある。 忠清公は慈眼寺の桜を愛し、公の侍従少将の位階からいつしか「少将桜」と呼ばれるようになったという。 また少将桜伝説から、別名「夜泣き桜」とも云われる。
関越道の高崎ジャンクション付近にある枝垂れ桜の名所です。 北関東でも屈指の見頃時期が早い場所で、一足早い花見を楽しもうという風流人が集い人気があります。 庫裏にいた住職に「少将桜」のことを尋ねると、現地まで案内してくれて少将桜伝説のことを語ってくれました。 詳しくは慈眼寺のウェブサイトに紹介されているので、興味ある人は読んでみてください。 現在のサクラは代替わりしているものと思われますが、南北朝時代から続くロマンに浸れる素敵な花の寺でした。
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