さくら紀行
全国の一本桜、名桜、お花見名所への巡礼記憶
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さくら紀行
全国の一本桜、名桜、お花見名所への巡礼記憶
さくら市狭間田に「将軍桜」という幹周4.5メートルのヤマザクラが自立し、市の天然記念物に指定されている。 奈良時代~平安時代、都と東北地方とを結ぶ官道である東山道がここを通っていた。 都から奥州遠征の征夷大将軍が進軍したことから「将軍道」と呼ばれ、この山桜はその名残をとどめている。 山桜は何代目かの桜に植え替えられ、現在のものは樹齢およそ250年と推定される。
八ヶ代と高根沢町との境にあり、将軍道(辰街道)の傍らに立っているのが「西山辰街道の大桜」。
そこから北上して旧氏家町、高根沢町、旧南那須町の三町の境に位置しているのが「将軍桜」です。
将軍道つながりで、午前中はこの2本に絞って撮影しました。
現地の解説板によれば、20kmおきに馬を常備した駅(えきのうまや)が設置され。急変があると早馬で将軍道を駆け抜けて次の駅に伝えます。
新田(にいた)駅もこの近くの竹橋(柿木沢)にあったそうです。
鎌倉時代以降はほかの街道がいくつもでき、古代の東山道はいつの間にか消滅してしまいました。
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