さくら紀行
全国の一本桜、名桜、お花見名所への巡礼記憶
PHOTOGRAPH.PRO
スマホでも閲覧できるようになりました
さくら紀行
全国の一本桜、名桜、お花見名所への巡礼記憶
巨摩郡早川町初鹿島の夏秋集落にある学定寺境内に自立しているシダレザクラ。 幹周3.8メートルに及ぶ町内随一の巨桜で、町の天然記念物に指定されている。 日蓮宗学定寺は、寛永12年(1635年)に妙寿庵という庵を結んだのが起源。 このサクラは、その頃に植樹されたものと考えられる。 身延山北側の山腹に開けた夏秋集落は、昭和40年代までは道路が整備されておらず秘境の里であった。 満開時期は例年4月中旬頃で、峡南地域では最も遅い見頃となる名桜である。
夏秋(なつあけ)は、県道から約3kmほど険しい山道を登った山腹にある集落です。 険しいといっても、久遠寺奥の「願満堂のミノブザクラ」に行ったときのように登坂困難な坂道はなかったので、対向車に注意さえすれば、山道に慣れている人ならば難なくたどり着けます。 素敵な集落名の由来は、昔は高地で水田がなかったので、夏物成(畑の雑穀)のみを納めた村ということからだそうです。 関東近郊では、数少ないワクワクできる桜旅の目的地だと思います。
フェイスブックを開始しました。上のタブからどうぞ。