さくら紀行
全国の一本桜、名桜、お花見名所への巡礼記憶
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全国の一本桜、名桜、お花見名所への巡礼記憶
那須郡那須町伊王野のはずれ上郷と下平地区の幣石(おんべし)神社参道口に立っているヤマザクラ。 樹幹は根元から螺旋状に巻き上がり、地上数メートルで幾枝もの大枝に分かれている。 樹齢200年と推定される古木であることから、「那須の銘木」に指定されている。 幣石神社には、古代信仰の一種である、石に神霊が宿り、これを祀った「御幣石(おんべし)」が散在している。 里人は、「おんべし」の祟りを怖れて、今もそのままにしておくといい、いくつかは下の畑に落ちている。
2年前にアップした「梓公民館の山桜」の向かいの山麓にある一本桜です。 前を通る県道は、源義経が兄頼朝の平家追討の挙兵に呼応して、奥州平泉から鎌倉へ向かった東山道(義経街道)です。 白河の関から伊王野にかけては、義経伝説が数多く残されています。 この「おんべし」の上に義経が腰かけ、武運を祈り御幣を奉ったとも伝わることから、「義経の腰掛石」といわれるそうです。
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