鎌倉 四季の花紀行
Kamakura: Ancient Home of the Samurai Clans
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鎌倉 四季の花紀行
Kamakura: Ancient Home of the Samurai Clans
材木座にある鶴岡八幡宮の元の鎮座地で、「元八幡」と称せられる。 1063年、相模守であった源頼義が、「前九年の役」で奥羽平定後の京へ帰る帰途、由比郷鶴岡のこの地にひそかに立ち寄り、かねて御守護を祈って出陣した石清水八幡宮の祭神を勧請し社殿を建てたのがはじまり。 その後、源頼義の子である義家(八幡太郎)が、「後三年の役」で戦勝を祈願し社殿を修復したといわれる。 源頼朝が鎌倉に入るや直ぐに、祖宗を崇めんがため、現在の鶴岡八幡本宮がある小林郷北山に遷座した。 境内は国の史跡に指定されている。
中世の由比ヶ浜は今よりもっと幅広で、ずいぶん内陸まで広がっていたようです。 これは想像ですが、この神社が海岸近くにあったため、台風などの影響を受けやすく、頼朝はもっと内陸の現在地に遷座したのかもしれません。 元八幡は、社地や社殿は小さいのですが、よくよく考えてみますと、鶴岡の語源ともなった場所でもあり、また源氏と鎌倉がはじめて結びついた地でもありますよね。 結構、重要な場所かもしれません。 ちなみに、文豪芥川龍之介は、新婚生活をこの近くで送っていたそうです。
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