鎌倉 四季の花紀行
Kamakura: Ancient Home of the Samurai Clans
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鎌倉 四季の花紀行
Kamakura: Ancient Home of the Samurai Clans
津の鎮守。 祭神である五頭龍大神は、江の島弁財天に悪業を戒められた深沢に住む龍であるといわれ、江の島弁財天とは夫婦の関係にある。 552年(欽明天皇十三年)、江ノ島弁財天の霊感に降伏した、五頭龍を祀ったのが始まりと伝わり、鎌倉市内随一の古社とされる。 旧鎮座地は五頭龍の龍口にあたる龍口寺西隣であった。 1773年(安政二年)に龍口が片瀬村に編入され、津村の飛び地として現在まで扱われてきた。 昭和53年に、氏子の要望により、氏子の里で江の島を遠望し龍の胴にあたる現在地へと遷座した。 例祭では江ノ島まで神輿渡御が行われ、60年に1度の大祭では、五頭龍像を鎮座した神輿を渡御させる。
「江ノ島縁起」では、その昔、深沢にあったとされる湖に五頭竜が住み、津村に出没しては十六人もの子供を食らったといいます。 552年、相模湾に弁財天が天から舞い降り、あまりの美しき神々しさに、五頭龍は心を奪われ、結婚の申し出をします。 弁財天は結婚の約束と引き換えに、五頭龍に悪行をやめさせたといいます。 これが江嶋神社と龍口明神社が夫婦神社と呼ばれる縁起です。 また、深沢から腰越にかけての丘陵地が五頭龍に見えることから、五頭龍が山に姿を変えてできたともいわれ、天女の天下りで海底から突如出現した島が、現在の江ノ島となっています。
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