鎌倉 四季の花紀行
Kamakura: Ancient Home of the Samurai Clans
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鎌倉 四季の花紀行
Kamakura: Ancient Home of the Samurai Clans
鎌倉七口のひとつ「極楽寺坂切通し」に位置する真言宗大覚寺派の寺院。 弘法大師が、この地で数日間に渡り護摩供養・虚空蔵菩薩求聞持法を修したと伝わり、1219年、かの地に北条泰時が創建したという。 鎌倉時代、鎌倉防衛の要衝でもあった極楽寺切通にあったことから「泰時の物見寺」 とも称された。 新田義貞の鎌倉攻めの兵火で焼失し、江戸元禄年間に旧地に再興された。 参道の両側にはアジサイが植えられ、鎌倉指折のあじさいスポットとして名高い。
スペースの都合で説明できなかった行基と星月の井にまつわる伝説をここで。 天平の昔、行基がこの地で虚空蔵をまつる法を修したところ、井戸の水面に三つの明星が七日間輝き続けた。 井戸の水を汲みあげると、底から珍しい形をした石が出てきて、これは虚空蔵さまの霊験だろうと行基は考えた。 この話が奈良の聖武天皇の耳にも入り、行基に虚空蔵菩薩の像を彫って安置するように宣旨された。 これが虚空蔵堂の由来になります。 「星の御堂」とも称されるのはこのためです。 水道が普及するまでは、道行く人たちに茶店でこの井戸水が売られていたそうです。
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