東漸寺

龍口寺輪番寺

腰越にある日蓮宗寺院で、龍口寺輪番八ヶ寺のひとつである。1352年、下総国の法華経寺の日東が、龍口寺を維持するため差し向けられ、龍ノ口刑場跡に創建したと伝わる。

東漸寺

東漸寺について

基本情報

山号寺号
龍口山東漸寺(りゅうこうざんとうぜんじ)
宗派
日蓮宗
寺格
龍口寺輪番寺
創建
1352年(正平7年)
開山
日東(にっとう)
本尊
日蓮上人像
駐車場
駐車場なし
交通機関
江ノ電腰越駅徒歩3分
住所
神奈川県鎌倉市腰越2丁目22-13

概要・歴史

腰越にある日蓮宗寺院で、龍口寺輪番八ヶ寺のひとつ。(龍口寺は、明治19年まで専任住職が入山せず、片瀬・腰越の八ヶ寺が輪番で維持していた。) 1352年、下総国中山(千葉県市川市)の法華経寺の日東が、龍口寺を維持するため差し向けられ、龍ノ口刑場跡に創建したと伝わる。 かつては、この谷戸あたりが腰越の中心部であったともいわれる。

見所

観光名所
本堂 - 本尊の日蓮上人像と釈迦如来像が安置されている。
山門 - 龍口寺門前にある饅頭屋の上州屋6代が、早逝した妻の菩提を弔うため昭和55年に建立された。
長井長義の碑 - エフェドリンの発見で知られる長井博士夫妻の墓が以前あった。墓地に記念碑が立つ。
諏訪神社 - 腰越駅近くの諏訪神社は、もとは当寺境内にあった。

撮影後記

 この寺のあたりには、龍口寺輪番八ヶ寺のうち五ヶ寺が集まっています。 「腰越の谷戸寺」とも呼ばれる妙典寺のはす向かいに建ち、妙典寺と共に腰越の谷戸奥に建っています。 五ヶ寺のなかでも薬医門形式(門の横に出入りできる小さな木戸がある門)の立派な山門があるので一番絵になろうかと思います。
 境内には、日本の近代薬学の開祖である長井長義先生の碑があります。 山門を薬医門にしたのは、この門を潜り参拝すれば投薬を受けずとも長寿が得られるようにと祈願して選定されたともいわれているそうです。

更新履歴

2012年6月20日
初版をアップロードしました。
2013年12月31日
携帯電話・スマートフォン専用壁紙を休止しました。
2014年11月16日
ギャラリーに作品を2点追加しました。

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